【腕時計】
最近、腕時計をしている。何年も、いや何十年も腕時計を装着することから遠ざかっていた。携帯電話で事足りるではないか、とはずしてみると、ほら手が軽くなって気持ちいいじゃん、と、そんな具合に。

なぜ、最近腕時計をするようになったのか。理由は自分でもよくわからなかったので、通勤する電車の中でなんでだっけと考えてみた。

第一に時を知るのに携帯電話をいちいちカチャカチャするのが嫌になったのがきっかけだったと思う。そしていざ、数年ぶりに装着してみるとその重みも新鮮だし、身体にメカニカルなものが密着してるってのがなんだか楽しかったのだった。

使っているのは十年前に買った服部セイコーのアナログ時計である。コレがずっしり重い。これしか腕時計を持ってないのだ。もっとカジュアルな奴がいいのだけれど、気に入ったものがまだ見つからない。

じっと見てるとなかなか面白い。長針と短針と秒針(関係ないけど“聴診と単身と病身”と変換されたw)、これらの針が文字盤の上を泳いでいる。デジタル表示の腕時計をする気にはならない。見つめているとアナログ時計がいかに時間を表現することに長けているかがよく分かる。